どうしてだろう 君はいつも

どうしてそうも 頑張っちゃうんだろう

そうしていると 胃が痛くなるし

眉間のシワだって深くなるのに


ねぇ どうして?

君はそんなにまで

自分を痛めつけてまで

優しくなろうとするのかな

君はそんなに強くないよ


かくして今日も君は笑って

心に蓋をして 愛そうとして

君の努力はこうもあえなく

水泡に帰してしまったというのに


ねえどうして?

君はそんなにまで

自分をないがしろにしてまで

優しくしようとするのかな

君はそんなに強くないのにね


一人、部屋の中で君は何を思う?

棘だらけの世界に何を思う?

君はきっと「自分が悪い」と思うんだろう

「自分が嫌いだ」と思うんだろうね


「そんなことない」と誰かが言っても

君の耳や心の奥には届かないけど

「そんなことない」と誰かが言えたら

その世界の棘は枯れ始めるだろう


ねえ、自分を愛してみませんか?

ねえ、自分を信じてみませんか?

自分に素直になってみませんか?

自分を認めてあげませんか?


それができた時 それが叶った時

その世界の棘は枯れ始めるだろう

そしていつかきっとその世界の棘は

すべて枯れ落ちて そして

君はきっと少し強くなれる


少し強くなれるだろう