流れ星とピエロ

人は僕に願いを託す

一瞬だけ夜空を流れる僕を

「幸せを運ぶ使者」だと呼ぶ


僕の命が燃える時 人は笑ってる

それでいい それでいいんだ


夜空を見つめながら祈る瞳に

映る僕は 死にゆくけど

君は生きているよ

気づいているかい?



人は私に娯楽を求め

怒りや哀しみを知らない私を

「幸せを生むピエロ」だと言う


私の不格好な姿を見て 人は笑ってる

それでいい それでいいんだ


道化を演じながら踊る姿を

笑う瞳に囲まれて

私は生きているの



命を燃やしながら 心を燃やしながら

光る僕を 踊る私を

笑っておくれよ 笑っておくれよ

笑っておくれよ…


それが僕らの生きるということ

それが僕らの死にゆく理由なんだ



ねぇ