星が消えた日

何万光年の光が消えた

いつもあった場所に目を凝らした

それでも見つからない

次はいつ見られるの?


何万光年の光の元へ

僕は昔会いに行ったよ

貴方はとても暖かくて

ずっとそばにいたいと思った


光が消えたのなら僕が灯しに行こう

星を作ってみせるよ

もう一度あの場所へ


何万光年の貴方の元へ

僕は一人で飛んでいくよ

相変わらず酸素が薄くて

苦しくて涙がこぼれた


貴方もこうして泣いていたのかな


光が消えたのなら僕が灯しに行こう

星を育ててみせるよ

涙を種にして


星を作って 作って 作って…



それから幾年月が過ぎて

貴方とは違う光が

貴方の見えない僕を照らす